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海なし山梨県甲府市でアサリ支出が全国1位のナゼ 県の寿司店数もトップ

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海なし山梨県甲府市でアサリ支出が全国1位のナゼ 県の寿司店数もトップ

 アサリの消費額で、山梨県の県都・甲府市が全国自治体で1位だったことが、総務省の統計で分かった。海なし県にあって、アサリは甲府名物でもないのにどうして?

 山梨県は、お隣の長野県とともに、海に面してない「海なし県」だが、海の食べ物への憧れがあるのか、まず寿司屋さんが多い。

 総務省統計局の調査(平成26年)によると、県の人口10万人当たりのすし店の数は30・2店で、全国の都道府県・政令指定都市の中でトップ。特に好まれるネタは、昔も今も高級感があり、日持ちも良いとされるマグロだ。

 一方、総務省の家計調査(7月末公表)によると、品目別の年間支出金額の都道府県庁所在地・政令指定都市ランキングで、甲府市は、アサリの消費金額(2人以上世帯がアサリの購入のために支出した金額。平成26年~28年平均値)が年間1374円で、日本一だった。

 しかも、アサリは、過去10年間で1位が9回、2位が1回とダントツ(全国平均923円)だ。2位は静岡市の1365円。お隣の県の長野市は、ベスト5に顔を出していない。

 魚介類への支出を全体を見渡すと、興味深いことに気づく。静岡市との類似点だ。マグロは静岡市が1万4090円で1位、甲府市が9552円で2位。干しアジも静岡市が1581円で1位、甲府市が1579円で2位。

 山梨大教育学部の大隅清陽教授(日本史)はこの結果について、「江戸時代になり、富士川を使った船による物資運搬で、当時の駿河の港に揚がった魚介類や干し物が甲府に運ばれて来るようになった」とみる。

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