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正答率は13%…あなたは分かりますか? 全国学力テストで小6が苦戦した「満月と硬貨」問題

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正答率は13%…あなたは分かりますか? 全国学力テストで小6が苦戦した「満月と硬貨」問題

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 理由例はこうだ。「最大の満月の直径は20×1・14=22・8ミリです。100円玉の直径との差は22・8-22・6=0・2で、0・2ミリです。500円玉の直径との差は26・5-22・8=3・7で、3・7ミリです。100円玉の直径との差のほうが小さいので、100円玉のほうが近いです」

 こうした説明を書けないケースが多く、身近な物に置き換えて割合を考えることに苦手意識がうかがえる。

 昨年も小6算数Bでは、記述式問題でつまずく児童が目立ち、二等辺三角形と正三角形の関係について説明させる問題の正答率はわずか7・0%だった。

文科省も対応模索

 作問を担う国立教育政策研究所の担当者は「問題内容は学習指導要領に基づいており、正答率の想定や難易度は設定していない」と話している。

 ただ、B問題は全国学力テストが始まった当初から、知識の活用力や表現力などに課題が指摘されており、苦手意識の克服は必ずしも進んでいない。

 文科省もあの手この手で対応策を模索している。8月31日には、全国学力テストの結果公表日を、現行より約1カ月前倒しし、7月末に変更すると明らかにした。教員が夏休み期間中に、結果の分析や指導方法の改善を検討できるようにするためだ。

 また31年度から実施日も変更することを決めた。現行は「4月20日に最も近い火曜日」と定めているが、「4月18日に近い火曜から木曜日」とし、より早めに実施できるようにする。

 今回で実施から10回目となった全国学力テスト。漢字やことわざ、基本的な計算などの理解力を問う「A問題」では一定の成果はあったが、知識の活用力を問う「B問題」克服への余地はまだまだありそうだ。

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