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【江藤詩文の世界鉄道旅】パイナップルエクスプレス(2) 青空と赤土にマッチするおもちゃみたいなビンテージ機関車

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【江藤詩文の世界鉄道旅】
パイナップルエクスプレス(2) 青空と赤土にマッチするおもちゃみたいなビンテージ機関車

本格的な蒸気機関車を模した「パイナップル エクスプレス」 本格的な蒸気機関車を模した「パイナップル エクスプレス」

 観光施設「ドールプランテーション」の人気アトラクション「パイナップルエクスプレス トレインツアー」では、3台の機関車がオープンな客車を牽引している。おもちゃのようなデザインはプランテーション時代の蒸気機関車をモチーフにしたものだ。

 本格的な蒸気機関車っぽいビジュアルのディーゼル機関車は「パイナップル エクスプレス」のレプリカ。独立したテンダーが連結したアメリカ式の4-4-0型がモデルになっていて、オリジナルはイギリスのセヴァーン・ラム社により1870年に製造された。ディーゼルと水圧ポンプで動き、4両の客車を牽引している。

 私が乗車したのは(行列ができていて選ぶ余地がなかった)、真っ赤なボディの「レディ リバティ」。こちらは1883年にマサチューセッツ州トーントンにあるメイソン マシン ワークス社で製造された蒸気機関車のレプリカで、2003年にオアフ島に上陸した。トーントンでは19世紀初頭から高品質な銀が産出され、多くの銀細工工房が隆盛した。メイソン マシン ワークス社が成長したのもこの時期だ。現在は工場が多いことから「工場のまち」としても知られている。

 ロコだという女性運転士によると、ナローゲージのカーブやループ線を走行するのに、3台の機関車の中で「レディ リバティ」がもっとも運転しやすいそう。20世紀初頭にはアメリカ全土に普及して、工業や木材の輸送、旅客輸送などに利用された。

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