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【東北「駅」物語(3)】朝風呂もできる銭湯感覚  JR北上線ほっとゆだ駅(岩手県西和賀町) 

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【東北「駅」物語(3)】
朝風呂もできる銭湯感覚  JR北上線ほっとゆだ駅(岩手県西和賀町) 

全国的に珍しい温泉付駅舎のほっとゆだ駅は尖り屋根の時計台が印象的=岩手県西和賀町 全国的に珍しい温泉付駅舎のほっとゆだ駅は尖り屋根の時計台が印象的=岩手県西和賀町

 分割民営化後のJR東日本とも思惑が一致、町内7カ所で掘削された温泉のうち、駅近くの源泉を利用して温泉施設と駅舎を町とJRが建て、面積に応じた建設費をそれぞれ負担した。

 今月6日、初めて夫婦で「ほっとゆだ」を利用した東京の弁理士、横山正治さん(49)も、「駅に温泉があるのは面白いと思っていました。念願が叶いました」と笑顔を浮かべた。

 一方で気になる言葉も。「今回は早池峰山に登り、盛岡さんさ踊りを見てから来ました。ここだけを目当てには来られませんから…」。「ほっとゆだ」は来年で30年。そろそろ新たな魅力づくりが必要になってきた。

 (盛岡支局 石田征広、写真も)

      

 【メモ】大正11年、国鉄の西横黒線の陸中川尻駅として開業した。平成14年に東北の駅百選に選定。1日平均利用客は同28年が105人。「ほっとゆだ」の入浴料は大人300円(西和賀町在住の65歳以上180円)、小中学生120円。午後4時まで利用できる貸切風呂(1600円)もある。休館日は毎月第2水曜日(当日が休日の場合は翌日)。岩手県西和賀町川尻40の53。

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