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【WEB版 島を歩く 酒を造る】(1)まるで儀式のような麹づくり 杜氏と蔵人の信頼関係に感心

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【WEB版 島を歩く 酒を造る】
(1)まるで儀式のような麹づくり 杜氏と蔵人の信頼関係に感心

学校蔵の木造校舎の上に広がる青空=新潟県佐渡市 学校蔵の木造校舎の上に広がる青空=新潟県佐渡市

 休憩を挟んで午後4時すぎ、水分と温度を均一にして麹菌に酸素を供給する「切り返し」という工程に入る。

 堅い一枚板でできた大きなしゃもじのような道具「ぶんじ」で米の山をくずし、体重をかけて手で押さえつけながら、米を広げていく。「(米粒が)ぱらぱらになるような意識で」と中野さん。絶妙の辛口に仕上がることを願いつつ、力を振り絞って米をほぐし、1日目を終えた。

 中野さんは柔道をやっていただけにがっちりした体格で、体育会系の雰囲気がある。蔵人に「何やってんだよ」とか「違うだろ」とちょっと厳しい言葉を向けることも多い。だが、なぜか「いやな空気」にはならない。杜氏と蔵人の「酒造りを極めたい」という強い思いで、強固な信頼関係が構築されているからこそなのだろう。

 2日目の作業も楽しみになってきた。そう言いながら、休憩時間には出歩いて佐渡の魅力を探っていこう。(松崎翼)

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