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【iRONNA発】内閣改造 総理は改憲も長期政権も諦めていない 三浦瑠麗氏

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【iRONNA発】
内閣改造 総理は改憲も長期政権も諦めていない 三浦瑠麗氏

認証式のため官邸を後にする安倍晋三総理 =3日、総理官邸(宮崎瑞穂撮影) 認証式のため官邸を後にする安倍晋三総理 =3日、総理官邸(宮崎瑞穂撮影)

 政権発足後、最大級の逆風に揺れる安倍晋三総理が内閣改造を断行した。「結果本位の仕事人内閣」と名付けた新内閣の顔触れにサプライズはない。経験と実力を重視した改造人事の狙いは何か。「総理の本心」を読み解く。(iRONNA)

                   

 改造内閣の顔触れが決まりました。私の印象はというと、安倍総理は憲法改正も、総裁3選も全く諦めていない。引き続き、長期政権に意欲満々であるということです。そういう意味では、一にも二にも党内力学を意識した政治的戦術と理解すべきです。

 内閣支持率の低下を受け、安倍政権があたかも「崩壊前夜」のような印象を振りまくメディアもありますが、政治の根本を見ない希望的観測にすぎません。細田派、麻生派、額賀派、岸田派、二階派の主要5派閥は安倍政権を支え続けると明言しているのですから、自民党内は平常運転なのです。

 安倍官邸からすれば、政権から距離を置く石破茂元地方創生相や野田聖子総務相は怖くありません。石破氏は、政治家としての経験や実力が総理に比肩し得る、党内唯一の存在ですが、党内力学的には厳しい。石破氏にチャンスが回ってくるのは、自民党が政権転落の危機にあるときだけでしょう。それは、ご本人も分かってらっしゃるのではないかとお見受けします。

 野田氏は、自民党で存在感がある女性政治家の中では、社会的にリベラルな面があり、人間的にも面白い。経済政策が左旋回しているように見えるのは気になりますが、安倍政権との差を出すためでしょうから、最後は自民党的に常識的なところに落ち着くだろうと思います。

 岸田氏「封じ込め人事」

 「ポスト安倍」として取り沙汰されている面々の中で、政権が多少なりともリスクを感じているのは岸田文雄政調会長でしょう。第4派閥とはいえ、「党内ハト派」というぼんやりとした象徴性も持っています。私には、今回の内閣改造は、岸田氏を封じ込めるための二重の仕掛けに見えます。

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