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【注目・過激派裁判】“荒れる法廷”中核派活動家・大坂正明被告の公判に立ちはだかる不規則発言と「時間の壁」

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【注目・過激派裁判】
“荒れる法廷”中核派活動家・大坂正明被告の公判に立ちはだかる不規則発言と「時間の壁」

警視庁に移送される大坂正明容疑者=6月7日、東京・羽田空港(大西正純撮影) 警視庁に移送される大坂正明容疑者=6月7日、東京・羽田空港(大西正純撮影)

 直接証拠に乏しく、46年前の当時は犯行を記録した防犯カメラ映像もない。弁護側は「百パーセント無実」と主張。火の海と化した現場で「大坂被告の行為を示すのは、写真と関係者らの証言のみ」(捜査関係者)だが、警視庁は犯行現場を押さえた写真を拡大し、「この男は誰だ」と執念の聞き込み捜査を続けたという。

公判は長期化?

 弁護側が無罪を主張しているうえ、半世紀も前の証拠に基づき審理が進められるため、公判が長期化することも懸念される。平成27年3月に神戸地裁で判決が言い渡された兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件の裁判員裁判では、在任期間が132日に及んだ。

 裁判員の負担を軽減するため、同年6月には、審理が著しく長期にわたる事件を裁判員裁判の対象から除外できる規定を柱とした改正裁判員法が成立したが、除外で想定されているのは、初公判から判決までが1年を超えるケースだ。

 今後は東京地裁で、争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きに入る。「まずは普通に立証計画を立てていくことになる。証人の保護などの観点でも考えていかなければならない」(検察幹部)という。

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