産経ニュース

【注目・過激派裁判】“荒れる法廷”中核派活動家・大坂正明被告の公判に立ちはだかる不規則発言と「時間の壁」

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【注目・過激派裁判】
“荒れる法廷”中核派活動家・大坂正明被告の公判に立ちはだかる不規則発言と「時間の壁」

警視庁に移送される大坂正明容疑者=6月7日、東京・羽田空港(大西正純撮影) 警視庁に移送される大坂正明容疑者=6月7日、東京・羽田空港(大西正純撮影)

 ただ、裁判員裁判は、国民の司法参加によって日常感覚や常識を判決に反映させることなどを目的としている。裁判員候補者の辞退が相次げば、幅広い国民参加という前提を根底から揺るがしかねない。それだけに、ベテラン裁判官は「除外規定はあくまで例外で、裁判員裁判で行うのが原則だ」との見解を示す。

 だが、不安要素もある。昨年5月の福岡地裁小倉支部の裁判員裁判では、殺人未遂罪に問われた暴力団幹部の知人とみられる男が結審後、複数の裁判員に「あんたらの顔を覚えとるけんね」「よろしく」などと声を掛けていたことが発覚。声を掛けた人物は公判を傍聴して裁判員の顔を把握した可能性が高く、裁判員4人から辞任の申し出があった。地裁支部は「裁判員に身体上、精神上の重大な不利益が生じる」として申し出を認め、解任を決定した。

 大坂被告は5月18日、大阪府警が広島市安佐南区のマンション一室を家宅捜索した際に、中核派の非公然活動家の男=後に犯人蔵匿容疑でも再逮捕=とともに室内におり、公務執行妨害容疑で逮捕されていた。

 大坂被告が過去に潜伏していたとみられる東京都北区のアジトでは、大坂被告の指紋が検出されなかったことも判明。警察当局を警戒し徹底して証拠隠滅を図ったとみられる。

続きを読む

このニュースの写真

  • “荒れる法廷”中核派活動家・大坂正明被告の公判に立ちはだかる不規則発言と「時間の壁」
  • “荒れる法廷”中核派活動家・大坂正明被告の公判に立ちはだかる不規則発言と「時間の壁」

「ニュース」のランキング