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【北関東のやぼう・群馬】即席麺で世界の胃袋満たす ノンフライ麺の乾燥技術など特許300件超 製麺機器トップの富士製作所

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【北関東のやぼう・群馬】
即席麺で世界の胃袋満たす ノンフライ麺の乾燥技術など特許300件超 製麺機器トップの富士製作所

フライヤーと製造部の小内誠一さん=群馬県藤岡市の冨士製作所(一部画像を加工しています) フライヤーと製造部の小内誠一さん=群馬県藤岡市の冨士製作所(一部画像を加工しています)

 ルーツは戦後間もない昭和21年、櫻澤社長の祖父、志磨雄氏が創業した「櫻澤製作所」(高崎市)だ。出征先の南方から引き揚げ、配電盤などを製造する会社を興した。即席麺の黎明期に、食品問屋を営み即席麺の製造にチャレンジしようとしていた戦友から、「手間がかかり、過酷な作業の麺を油で揚げる作業工程を自動化できないか」と相談を受け、志磨雄氏は38年、「コンベヤー式フライヤー」の開発に成功。徐々にそれが広まり今日に至る。

 即席麺は既に世界各国で製造され、残る有望な市場は「勢いのあるアフリカ、中東、東欧が挙げられる」(櫻澤社長)という。

 国内では少子高齢化が進み、おのずと消費量は減っていく。

 打開策は「ニーズの少し先へいって提案すること」(櫻澤社長)。あくまでこつこつ、堅実にさらなる高みを目指す。

 (前橋支局 吉原実、写真も)

 セールスポイント きめ細かい仕事がセールスポイントである同社は輸出後のケアとフォローにも余念がない。現地に2週間程度泊まり、機器の立ち上げや指導を行う。製造部の大ベテラン、小内誠一さん(62)はこれまで数十カ国に足を運んだという。選抜された社員が派遣されるため、「責任重大だが、幸せなことです」と語った。

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