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【衝撃事件の核心】焼け落ちた築地場外市場火災 「中華そば」立ち食い老舗の「伝導過熱」は刑事責任問えるか

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【衝撃事件の核心】
焼け落ちた築地場外市場火災 「中華そば」立ち食い老舗の「伝導過熱」は刑事責任問えるか

 同店は昔ながらの中華そばのみで人気を集めた。朝5時から行列ができる立ち食いラーメン店として有名で、グルメサイトでは高い評価を受けていた。創業は昭和41年という。その一方で、年月をかけて劣化した壁の内部が、炭のように燃えやすい状態になっていた可能性がある。

 老舗が守り続けてきた調理の火が、火災に繋がったのだとすればやるせない。

予見できたか

 飲食店が火元の火災では、昨年末、新潟県糸魚川市で140棟以上が焼けた大規模火災が記憶に新しい。この火災では、鍋の空だきをして出火し、周辺に延焼させたとして、火元の飲食店の店主が業務上失火容疑で書類送検された。

 ただ、ある捜査関係者は糸魚川のケースと今回の築地の火災を比較して、「過失の度合いが違う。今回は火の始末も行っており、(過失罪の認定に必要な)予見可能性があったのかというと難しい部分がある」と説明する。

 実は、同様の火災は、都内だけで毎年10~20件程度発生しているのだという。東京消防庁によると、伝導過熱が原因の火災は平成19~28年の10年間で212件発生。そのうち、半数近くの97件が日常的に長時間の調理を行う飲食店での発生だったが、一般家庭でも一定程度の発生があり、注意が必要という。同庁は「壁と火元の距離を適切に保つことや、日常的な清掃、点検を行うことが重要」と呼びかけている。

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