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【メガプレミアム】「日本と14年間戦って勝った」という中国の弱味 「逃げ回って正解」と公言した毛沢東が邪魔?

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「日本と14年間戦って勝った」という中国の弱味 「逃げ回って正解」と公言した毛沢東が邪魔?

中国共産党軍を率いた毛沢東・元国家主席(中央)(AP=共同) 中国共産党軍を率いた毛沢東・元国家主席(中央)(AP=共同)

 共産党系軍も地主はもちろん、ささやかな自作農の金品も強奪、最後は残酷なやり方で処刑し、支配者が誰かを示す《一村一殺》を行い、天文学的数字の犠牲者を積み上げた。

 が、共産党系軍の方がまだしも、既存の支配者=国民党の圧政に苦しみ、希望にすがる貧者の支持を得たらしい。いずれにせよ、腐敗と残忍性は、時代やイデオロギーに関係なく「中華文明」の一大特性ということだ。

 毛沢東は戦後も、史実を証言した。社会党の国会議員や帝國陸軍の元将軍ら数人との幾つかの会談で、日本と国民党が戦った結果、共産党が勝利した史実に繰り返し「謝意」を示したのだ。中国外務省・中共中央文献研究室などが編纂した、複数の資料が毛発言を拡散している。

 だのに、習氏は《抗日戦争勝利記念日》などで、「偉大な勝利は永遠に中華民族史と人類の平和史に刻まれる」などとブチ上げる。「毛の陰湿な独裁手法」を学ぶ半面、「抗日戦勝利」を看板にする習近平指導部にとって、毛沢東は不都合な存在に違いない。

 中国共産党は今後も「抗日神話」の続編→続々編を創作。回を重ねる毎に奇想天外な展開を繰り広げ、整合性が取れなくなっていく。「もっともらしいウソ」ではなく「ウソとわかるウソ」をつき通せるエネルギー源の一つは、「避戦」という屈辱に向き合えぬ対日コンプレクス。その点、毛は「避戦」をしてやったりと、堂々と語った。習氏は「毛の陰湿な独裁手法」に関する学習が足りないのではないか…

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