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【映画深層】誰も見たことのない音楽とアクションの融合「ベイビー・ドライバー」 30曲に合わせて車がスピン、拳銃が炸裂!

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【映画深層】
誰も見たことのない音楽とアクションの融合「ベイビー・ドライバー」 30曲に合わせて車がスピン、拳銃が炸裂!

映画「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督(古厩正樹撮影) 映画「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督(古厩正樹撮影)

 映画で使われた30曲は事前に選び出し、現場ではそれらの曲を流しながらの撮影だった。すべての人物が音楽に反応しているシーンでは、全員がカメラに映らないほど小さなイヤホンを耳に装着し、曲を聴いて演技をしていたという。

 「観客が映画で耳にする音楽と同じ曲を、実際に俳優も現場で聴いている。スタッフも、全員が僕のやりたいことをしっかり把握していて、それぞれの曲を知り尽くした状態で撮影に臨んでくれた。撮影の段階ではやるべきことをこなすだけで、とにかく準備に相当な時間を割きました」

いっぺんにいくつもの要素があっていい

 ライト監督といえば、かなりの映画マニアとして知られ、これまでの作品でも数々のジャンル映画への愛が込められている。「ショーン・オブ・ザ・デッド」はジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」(1978年)など一連のゾンビ映画へのオマージュだし、「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」には、「ハートブルー」(キャスリン・ビグロー監督、1991年)や「バッドボーイズ2バッド」(マイケル・ベイ監督、2003年)といったバディもの(主人公が2人1組で活躍するアクション映画)への深い敬意が払われている。

 今回の「ベイビー・ドライバー」も、ウォルター・ヒル監督の「ザ・ドライバー」(1978年)やウィリアム・フリードキン監督の「フレンチ・コネクション」(1971年)といったカーアクションの名作を意識して作ったことを認めるが、「ほかでやっていると思われる映画のアイデアはやるべきじゃない。誰も見たことがないからこそ、映画を作る理由になる」ときっぱりと言い切る。

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