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【中国軍事情勢】台湾海峡有事で米軍に圧力?西太平洋で覇権?中国が爆撃機「轟6」宮古海峡通過で狙うもの

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【中国軍事情勢】
台湾海峡有事で米軍に圧力?西太平洋で覇権?中国が爆撃機「轟6」宮古海峡通過で狙うもの

7月20日、台湾周辺空域で、中国のH6爆撃機と並行して飛ぶ台湾空軍の戦闘機「経国」(手前)=台湾・国防部提供 7月20日、台湾周辺空域で、中国のH6爆撃機と並行して飛ぶ台湾空軍の戦闘機「経国」(手前)=台湾・国防部提供

巡航ミサイルが脅威に

 最大の特徴は、主翼の下に射程1500~2500キロとされる巡航ミサイル長剣(CJ)10を計6発懸架できることだ。これにより、米領グアムを攻撃できるほか、日本のほぼ全土が射程に入る。15年11月には、4機が宮古海峡を通過し、西太平洋上を約1000キロ東側に進出して帰還した。

 米ランド研究所が11年に発表した中国空軍に関する報告書は、約100機あるH6が将来、巡航ミサイル4発を懸架できるH6M25機とH6K75機に改修された場合、稼働率を75%とすれば、1回の任務で400発以上の巡航ミサイルを発射できると計算。グアムのアンダーセン空軍基地や青森の三沢空軍基地に壊滅的な損害を与えることができると指摘している。

 また、中国が実際にこうした攻撃を行わなくても、その能力があるだけで米軍は早期警戒管制機(AWACS)や地対空誘導弾パトリオットなどの防空システムを巡航ミサイル対処に投入せざるを得ず、例えば台湾防衛などの際に大きなコストになるため、米軍に負荷や圧力をかけることができる効果もある。

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