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【赤字のお仕事】世の中には「大御所」がいっぱい?

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【赤字のお仕事】
世の中には「大御所」がいっぱい?

 「〇〇さんの還暦パーティー。大御所俳優が居並ぶパーティーでは、若手歌手が歌も披露」

 「フランス菓子界の大御所が作り出した癒やしのデザート」

 インターネットのニュースやテレビなどで、「大御所」という言葉、比較的頻繁に目や耳にします。若手の芸人、俳優にとっては畏れ多いその業界でのベテラン、大先輩、「レジェンド」と呼ばれるような人、また、その業界で絶大な影響力を持っている人を指して言うことが多いようです。

 ですが、「大御所が居並ぶ」などと言われると、もともとの語源からすれば、その使い方がずれているような感じがしてしまいます。なぜでしょう?

 「大御所」という言葉から最初に連想するイメージは、なんでしょうか?

 歴史好きの人なら、真っ先に、あの「タヌキおやじ」とも呼ばれる徳川家康のことを思い浮かべるかもしれません。

 大河ドラマをはじめ、歴史ドラマで出てくる家康は、将軍職を退いたのちも息子の秀忠を「コントロール」して政治を牛耳ります。「大御所(家康)が仰せになった」「大御所がお許しにならない」…と側近たちに言われ、頼りなげに(本当はそうでもなかったようですが)その指示に従う2代将軍の秀忠…という場面が思い浮かびます。

 ところでこの「大御所」、人の敬称として使われますが、「御所」とつくくらいですから、もともと建物のことだったのでしょうか?

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