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【小池知事定例会見録】豊洲無害化撤回「専門的・科学的で妥当な対策を講じる」

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【小池知事定例会見録】
豊洲無害化撤回「専門的・科学的で妥当な対策を講じる」

定例記者会見で質問に答える東京都の小池百合子知事=21日午後、都庁 定例記者会見で質問に答える東京都の小池百合子知事=21日午後、都庁

 「私、無電柱化もそうなのですけれども、いわゆる『見えない化』をしていく。これで日本橋が一層引き立つこととなるのではないかと思います。関係者が力を合わせて、100年後にも誇れる東京の姿を未来に残していきたいということでございます。つまり、情報等、都政は『見える化』をする。それから、インフラについては、できるだけ『見えない化』をするという、この真逆のようでありますけれども、これによって都政、そして東京都の価値を高めていきたい、このように考えている具体例でございます。詳細は、都市整備局にお聞きください。ということで、以上、私の方からのご報告で4点でございました」

 【質疑応答】

 --幹事社からは、先ほど開かれました豊洲市場の移転問題に関連して、関係局長会議が開かれました。そこでいくつかの新しい方針が示されました。無害化について方針転換だとは思うんが

 「この無害化でありますけれども、私はかねてより、害が無であるというのはなかなか難しいということをお伝えしてきたかと思いますが、これまでの都政においては、また都議会での答弁におきましては、無害化という言葉が使われ、また、環境基準ということについては、何度も答弁などでも盛られてきたところであります。しかしながら、まずは、環境基準を達成できていないという現状については真摯に受け止める必要があると、また、反省しなければならない点もあるかと思います」

 「その上で、まず、専門的・科学的で妥当な対策を講じるということ、それから、地下水管理システムの適切な運用で、中長期的に水質の改善を図るということ、それから、正確な情報発信を徹底して行っていくこと、この三つのポイントが必要なのではないかと思っております。新たな方針に基づいて、さまざまな対策を一つ一つきっちりと進めて、都民の皆さんの理解を得ていきたいと考えております。また、都議会も新しい構成にはなりましたけれども、都議会の皆さんに対しましても、この点については理解を求めていきたいと考えております」

 --ということは、専門家会議で認められた追加対策を完了すれば、豊洲市場は安全であるという考えか

 「まず、専門家会議で示された工法、まず、これをきっちりと進めていくということでございます。また、それに、専門家会議の方々にも工事後もきっちりと点検をしていただくということなど、皆さんの安心感を得られるために、しっかりとした専門的で科学的な、相応しい対策を講じていくということでございます」

 --続いて、豊洲市場の開場時期について。環状2号線の完成を平成32年3月末を目途としたが、完成させるためには、ここがデッドラインだという時期があるのか

 「まず、先ほども申し上げましたように、専門家会議の提言に基づいた追加工事など、必要なお金がかかります。その経費に関しての予算措置が必要。それから、契約の準備がございます。それから、関係各局が横の連携を密にして、これらのことを速やかに進めていくということで、移転に向けた環境を早期に整えてまいりたい。このことを今日は9局長会議で確認をしたわけでございます。今日の議論を踏まえまして、移転時期も、お尋ねの移転時期も含めて、市場関係者との調整は早急に本格化させていきたいと思っております。デッドライン云々の話ですけれども、市場関係者のご理解をしっかりと得られると、真摯に対応していくことによってご協力いただくと、それに尽きるのではないかと思っております」

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