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柔道家・山下泰裕が語るプーチン大統領の素顔 「あの時の物凄くおっかない顔が忘れられない」「もう政治は懲り懲り…」

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柔道家・山下泰裕が語るプーチン大統領の素顔 「あの時の物凄くおっかない顔が忘れられない」「もう政治は懲り懲り…」

山下泰裕氏 山下泰裕氏

 ただ、私の現役時代は冷戦時代です。所属する東海大創設者の松前重義先生は「共産主義とは相いれないが、パイプは持っておかないといけない」という考えだった。それで、ソ連代表選手が東海大学に来ると、私もウオツカを飲んだり黒パンを食べたり、兄弟みたいに接しました。プーチン大統領はそういう選手とも交流があるから「ヤマシタというヤツがいる」ってポジティブな話を聞いていたのかもしれないね。

 プーチン大統領は昔は不良少年に近かったけど、柔道を始めてから変わった。柔道では相手のことを研究し、どんな状況に置かれても精神状態を安定させなければならない。柔道で学んだことが政治活動に生きていると思います。

 プーチン大統領のモスクワにある別邸には(柔道の始祖)嘉納治五郎先生の銅像があるんです。プレゼントしたのは日本人じゃなくて、ロシアの政敵が恭順の意を表すためだったらしいんですね。プーチン大統領が一番喜ぶものが嘉納先生の銅像だと思ったんでしょう。

 プーチン大統領の情報収集力には驚かされます。たとえば、17年11月に当時の小泉純一郎首相との首脳会談のため来日した際に会ったときに「山下さん、柔道の交流を通して、ロシアのテロで傷ついた北オセチアの柔道家を励ましてくれるということを聞いています。お礼を申し上げたい」と言われた。

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