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【外交・安保取材の現場から】トランプ大統領は「バイ」がお好き? G7で見せた異常行動と注目のG20

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【外交・安保取材の現場から】
トランプ大統領は「バイ」がお好き? G7で見せた異常行動と注目のG20

G7サミット関連行事での記念撮影を前に身だしなみを整えるトランプ米大統領(右から2人目)=5月26日、イタリア南部シチリア島タオルミナ(AP) G7サミット関連行事での記念撮影を前に身だしなみを整えるトランプ米大統領(右から2人目)=5月26日、イタリア南部シチリア島タオルミナ(AP)

 「首脳討議の場に首脳宣言の調整を持ち込むようなことは絶対に避けてほしい」

 日本政府高官はサミットを前にして、交渉担当者にこう厳命した。不動産王のトランプ氏には政治経験がない。不慣れな外交文書の文言調整をきっかけに「マルチ嫌い」を悪化させることを防ぐのが政府高官の狙いだった。

 G7サミットで発表される首脳宣言は、各国首脳の個人代表「シェルパ」らによる事前交渉でまとめるのが通例だ。しかし、タオルミナ・サミットでは、いくつかの難関が待ち受けていた。

 そのうちの1つが、トランプ政権が6月1日に離脱を表明したパリ協定だった。トランプ氏は選挙公約に同協定からの離脱を掲げており、環境問題に関心が高い欧州諸国との対立は不可避とみられていた。ところが、トランプ政権は離脱の判断を先送りし、サミットの主要議題にはならなかった。外務省幹部は「先送りで米国がパリ協定にとどまるとは思わなかったが、正直言ってホッとした」と打ち明ける。

 ところが、タオルミナ・サミットでは、2つの文言調整が首脳討議に持ち込まれた。1つは安全保障やテロとの戦いに関する特別声明だ。これは、直前に発生した英マンチェスターでの自爆テロ対応で指揮を執らなければならないメイ英首相が日程を切り上げて帰国したからだ。メイ氏がいる初日のうちに声明採択を目指し、首脳同士が文言をすり合わせた。

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