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【赤字のお仕事】あやしい「祇園」

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【赤字のお仕事】
あやしい「祇園」

 「川崎市公報」という、官報のような文書を眺めてみた。同じ号の中に「木月祗園町」と「木月祇園町」の両方が出てくることもあり、謎は解けない。

 川崎市に聞いてみた。回答の趣旨は以下のようなものであった。

 「この町名は、昭和15年に設定された」

 「その後、コンピューターなどの影響で『祗』と『祇』が混在するようになった」

 「住居表示を機に、(本来の表記である)『祗』として改めて設定した」

 どうやら市役所内でも混乱があったようだ。平成16年の住居表示実施の際に「祗」であることを明確にしたが、いまだに混乱が残っているということなのだろうか。多少すっきりしない部分もあるが、これ以上問い詰めるのはひとまず控えようと思う。公的機関には、より重要な案件に取り組んでいただきたい。

 公選法には「祇園」と書かれている。

 川崎市としては「祗園」と定めている。

 これが、今回の調査で分かったことです。(一)

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