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【赤字のお仕事】あやしい「祇園」

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【赤字のお仕事】
あやしい「祇園」

 「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が、6月16日に公布された。同日付の官報に掲載されている。

 今回の特例法の公布には少し関心があったので、インターネットで官報を見てみた。

 「法律第六十三号」。特例法の成立時点では未定だった法律番号が「六十三」であることが分かった。空白だった「法律第 号」も埋められていた。産経新聞は特例法の全文を掲載したが、3カ所の空白について特に説明していない。疑問に思った人もいるだろう。

 同じ日の官報には、「衆議院議員選挙区画定審議会設置法及び公職選挙法の一部を改正する法律の一部を改正する法律」も載っている。「の一部を改正する法律」が繰り返し出てくる妙な名前の法律だが、誤りではない。

 「ぎおんは、どうなったかな…」

 この公選法改正で、衆院小選挙区の区割りが一部変更になる。私が思い起こしたのは、川崎市の選挙区のことだった。

 「木月祇園町」。平成25年6月28日付の官報に載った川崎市中原区の地名である(「きづきぎおんちょう」と読む)。「神奈川10区」の範囲を示すために、公選法の「別表」に記載されている。今回の改正で、この地名が法律から消えることはなかったようだ。

 官報に「木月祇園町」が登場する3カ月前、「衆院区割り改定案」が産経新聞に掲載された。「高知1区」を示すために地名が延々と並び、紙面の1段分を占めている。それには及ばないが、神奈川10区も20行近いスペースを占めており、目についた。

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