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【プロ野球通信】日本のオールスター、2試合は多い? 海の向こうから異論 1試合にできない裏事情

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【プロ野球通信】
日本のオールスター、2試合は多い? 海の向こうから異論 1試合にできない裏事情

メジャーのオールスター戦を楽しむダルビッシュ。日本にも1試合開催を提言(共同) メジャーのオールスター戦を楽しむダルビッシュ。日本にも1試合開催を提言(共同)

 「(日本の場合は)数年前は3試合とか、見る方も飽きるのでは。1試合にして、ちゃんと価値を高めていかないと、オールスターがみんなのあこがれにはならない」

 MLBが30球団なのに対し、日本のプロ野球は12球団と少ない。オールスター選出が、選手にとっては“希少価値”が担保されていないのが現状だ。日米でオールスター出場を果たしているダルビッシュだけに、その言葉には説得力がある。

■大事な収入源

 ダルビッシュの提言には一理あるが、日本のオールスターが簡単に「1試合開催」へ移行できない“裏事情”もある。

 オールスター開催は1980年代後半から冠スポンサーがつくなど、オールスターの運営主体である日本野球機構(NPB)にとって、これまでも大事な“収入源”の一つだった。さらには、今回の2試合の開催も地上波で全国放送。日本シリーズと同様、放映権料を確実に確保できるという点でも、複数回開催はNPBにとって大きなメリットがある。

 ただ、野球日本代表「侍ジャパン」が常設化され、オフには侍ジャパンの試合も行われている。通常のレギュラーシーズン以外の試合での選手の「負担」は、近年は確実に増えているのも事実だ。

 オールスターの「価値」と、選手の「負担」のバランスをどう取っていくのか-。初めての開催から60年以上が経過した日本のオールスターは、岐路を迎えている。

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