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【阿比留瑠比の極言御免】毎日カップ麺ならよい政治家なのか? 本質と無関係な「切り取り報道」こそメディア不信の元凶なのだ

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【阿比留瑠比の極言御免】
毎日カップ麺ならよい政治家なのか? 本質と無関係な「切り取り報道」こそメディア不信の元凶なのだ

都議選投開票の2日夜、会食を行った飲食店を後にする安倍首相(右)=東京都新宿区 都議選投開票の2日夜、会食を行った飲食店を後にする安倍首相(右)=東京都新宿区

 ジャーナリストの池上彰氏は22年9月、就任後にも行きつけのラーメン店に行った菅直人首相(当時)を「庶民派」だと持ち上げたが、たとえば菅氏の23年6月29日の夜日程は次のようである。

 まず7時21分に東京・赤坂のすし店で会食し、9時16分から東京・六本木の焼き肉店へとはしごし、さらに10時16分からは伸子夫人も合流して、近くのイタリア料理店で11時25分まで1時間以上過ごしている。

 まだ同年3月に起きた東日本大震災の傷痕も生々しい時期に、高級店で飽食の限りを尽くしている。菅氏の健啖(けんたん)家ぶりは極端にしても、メディアは切り取った部分によって、その政治家を庶民派ともどうとでも描ける。無意味で恣意(しい)的な切り取り報道は、大事な点を見えなくする。(論説委員兼政治部編集委員)

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