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【経済インサイド】本格始動の後継者は線が細い?スズキ、「ワンマン」「カリスマ」鈴木修会長から脱却できるか

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【経済インサイド】
本格始動の後継者は線が細い?スズキ、「ワンマン」「カリスマ」鈴木修会長から脱却できるか

新型「ワゴンR」をPRするスズキの鈴木俊宏社長=2月1日、東京都渋谷区 新型「ワゴンR」をPRするスズキの鈴木俊宏社長=2月1日、東京都渋谷区

 スズキが、鈴木俊宏社長(58)を中心とした集団指導体制「チーム・スズキ」の移行に向け本格始動した。6月の株主総会では、約40年間議長を務めてきた鈴木修会長(87)に代わり、初めて長男の俊宏氏が議長を務め、“代替わり”を強く証明してみせた。スズキは修氏による強力なリーダーシップで成長してきた従来の「ワンマン経営」路線を改め、合議制でのかじ取りに転換して激動の自動車業界で生き残りを目指す。

 「二度と燃費不正問題を起こさないよう、社内で再発防止の徹底を図る」

 浜松市で6月29日に開かれたスズキの定時株主総会で、冒頭、俊宏氏は、昨年発覚した燃費不正問題に対し、ひときわ大きな声で、こう、再発防止を誓った。

 スズキの自動車燃費データの不正測定問題では、最終的に不正測定の対象が他社供給分も含めて26車種、約214万台に上った。この問題の責任を取って、修会長が当時兼務していた最高経営責任者(CEO)職を昨年6月に返上。CEOは俊宏氏が兼ねることになり、修氏のワンマン経営から、俊宏氏を中心とする合議制に、経営を見直すことになった。

 今回の総会では、株主からの質問に対して、担当役員の回答後に必ず俊宏氏が自分の言葉で考え方や方向性を説明。円滑なさばきで議事を進行する俊宏氏の姿を修氏は静かに見守り、2時間超の総会で修氏が発言したのは一度きりだった。

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