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【赤字のお仕事】新聞とテレビ 外来語の使用頻度や実態はどう違う? 

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【赤字のお仕事】
新聞とテレビ 外来語の使用頻度や実態はどう違う? 

 先日、日本新聞協会主催の新聞用語懇談会の総会に出席するため、秋田市へ出張しました。 

 日本全国のテレビや新聞の校閲や用字用語の担当者が一堂に会し、日頃の業務についての意見交換をする場です。

 普段の校閲業務では同業他社との関わりはほとんどないため、他の新聞社やテレビ局の現場で使われる言葉に関するさまざまな話や「悩み」を聞ける貴重な機会でした。

 その時に話題の一つになったのが、外来語の使用頻度に関する話でした。

 例えば、先日私が担当した紙面で、本文中では「キッチン」になっていたのが、図表の中では「台所」となっていることがありました。

 このように日本語に置き換え可能な言葉がカタカナになっていた場合、それをどこまで許容するか、ということです。

 「危険」と「リスク」、「運動選手」と「アスリート」、「述べる」と「コメントする」などです。

 テレビ局ではカタカナ語を許容する傾向がある一方、新聞社では日本語を使うようにしている社が多いようでした。

 紙面という限られた広さで、なるべく多くの情報を伝えなければいけないという新聞特有の事情があるのではないかと思います。

 また、漢字とカタカナでは、言葉の印象が違うという意見もありました。

 例えば、「キッチン」なら近代的、モダンな感じ、「台所」なら伝統的な家屋を想像する…というイメージの違いがあり、書き手や情報の発信側が、報じる媒体の性質や場面に応じて意識して使い分けているのでは…という見方です。

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