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【変わり始めた平和教育】(上)「反基地・反米」な沖縄の平和教育検証 守るために戦った人の思いも大事に 市川市平和教育推進会議

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【変わり始めた平和教育】
(上)「反基地・反米」な沖縄の平和教育検証 守るために戦った人の思いも大事に 市川市平和教育推進会議

航空自衛隊那覇基地に残された砲台と、慰霊碑の「同期の桜」=那覇市 航空自衛隊那覇基地に残された砲台と、慰霊碑の「同期の桜」=那覇市

 偏った歴史観やイデオロギーを排除した平和教育を発信していこうという一般社団法人が、千葉県市川市で立ち上がった。先の大戦の激戦地、パラオ共和国の島々などを舞台に活躍する写真家や、自民党市議らがメンバーに名を連ねる。5月には、反基地・反米に偏りがちな沖縄の平和教育の問題点を検証し、市川市の教育に生かそうと、関係者7人で沖縄戦が展開された沖縄本島南部を訪れた。

 今春設立された一般社団法人「市川市平和教育推進会議」代表の田中正文さん(57)は、パラオの海に沈む旧日本軍の軍艦や戦闘機などの写真集「パラオ 海底の英霊たち」(並木書房)や、沖縄戦の語り部の証言を記録した「オキナワを歩く」シリーズ(ノンブル社)を出版している市川市出身の写真家だ。

 市川市内での写真展や講演会の開催のほか、平成28年8月には、「市川市の平和学習に寄与したい」と、市の教育委員会に自身の写真集や絵本など9種類の本計240冊を寄贈した。

 今年度は、推進会議としての写真展や出前授業、市民講座のほか、市内の中学生を対象に戦争と平和に関する意識調査を行い、家庭や学校で使える資料集作りを進める。

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 例年よりも、梅雨入りが遅れた5月上旬の那覇市の航空自衛隊那覇基地。海を望む高台に上ると、沖縄戦当時の砲台と、戦後建立された慰霊碑「同期の桜」がある。

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