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【国際情勢分析】「パナマショック」の中台関係 習近平政権が勝負に 断交の台湾 世論反発で逆効果も

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【国際情勢分析】
「パナマショック」の中台関係 習近平政権が勝負に 断交の台湾 世論反発で逆効果も

 中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会のトップである陳徳銘会長は5月下旬、就任1年を迎える蔡氏について台湾メディアに問われ「期待はない。何もない」とそっけなく応じた。習指導部の本音をある程度反映しているだろう。台湾で蔡政権の支持率は低迷しており、習指導部は1期目の任期が終わる3年後を見据えている。

 先の環球時報の社説は「この1年間で台湾の国際空間はたちまち縮小した。台湾民衆にとって深刻な教訓となっただろう」と論じた。「パナマショック」は蔡英文氏に向けた圧力というより、台湾の有権者に向けたメッセージという側面が強い。ただこうした“脅迫”が、台湾人の中国観に負の影響を与えるのは確実だ。

 ■パナマ■ 中米にある面積約7万5000平方キロメートルの国。人口約393万人。太平洋と大西洋を結ぶパナマ運河を擁し、世界の海運の要衝に位置する。1914年に完成したパナマ運河の運営が経済の中心を占め、観光業や金融業が発達。

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