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【経済インサイド】ハイテク化で事故激減 自動車の保険料さらに下がる?サイバー攻撃で遠隔操作された時、保険会社は?

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【経済インサイド】
ハイテク化で事故激減 自動車の保険料さらに下がる?サイバー攻撃で遠隔操作された時、保険会社は?

スバルが開発した自動運転の新機能で、前方の車両を追従し走行する試乗車=茨城県城里町 スバルが開発した自動運転の新機能で、前方の車両を追従し走行する試乗車=茨城県城里町

新たな“費用”の拡大

 それでは、このまま車の安全技術が向上すれば、自動車保険は値下がりを続けるのか。

 東京海上日動火災保険の担当者は「車の安全性能はさらに向上する見通しで、事故は減っていくだろう」と話す。実際、自動で車線変更をしたり、手をハンドルに添えるだけで、目的地に向かう自動運転車の開発が進められている。

 しかし、保険料については「あまり変わらないのではないか」と話す。車の性能が向上するのに伴い、修理費が上昇しているからだ。

 自動ブレーキや車線逸脱警報装置などは、車の周囲にカメラやセンサーが取り付けられることになる。そのため、事故が起きたときの修理費が高騰する傾向があるのだという。

 件数は減っても、1回の事故で支払う保険料が大幅に増えれば、保険会社の負担も増える可能性があるのだ。

責任の所在はドライバー?

 さらに自動車の高度化が進むと、自動車保険の概念が大きく変わる可能性もある。自動運転の車で事故を起こした場合、責任の所在が分かりにくくなるためだ。

 インターリスク総研の蒲池康浩上席コンサルタントは「今の制度ではドライバーが事故の責任を負うが、運転に関与する度合いが小さくなれば、自動車メーカーも責任を負う可能性がある」と話す。運転が完全に自動化されれば、保険も個人が加入するのではなく、メーカーが加入する形に変わるかもしれないのだ。

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