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【小池知事定例会見録】選手村設備リユース「みなさんからアイデアを」

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【小池知事定例会見録】
選手村設備リユース「みなさんからアイデアを」

定例会見を行う東京都の小池百合子知事=9日午後、東京都新宿区の東京都庁(冨永順一撮影) 定例会見を行う東京都の小池百合子知事=9日午後、東京都新宿区の東京都庁(冨永順一撮影)

 「いろいろアイデアを出しているんですけれども、例えば、壁なども、大会期間中は選手ごとの部屋などにしますので、壁が設けられるわけですけれども、その壁を撤去するということになりますと、ベルリンの壁、最後はサインして売られたりしましたね。これは1つのアイデアではありますけれども、これには結構なお金かかるんです。内装3900戸分というのは、数百億かかりますよ。それを、その後、ただ廃棄するなどということは、それこそ持続可能ではないと、3Rの精神ではないと思います。ですから、都民の皆さん、国民の皆さんから、この選手村で使われた機器の活用ということで、是非アイデアをお寄せいただきたいと思います。結構これは、額が張る話なので、是非皆さんのご協力をいただいて有効に活用していきたいと思います」

 「ただ一方で、中身的には、ユニットバス等々などではありますけれども、いろいろな活かし方があるので、とにかくアイデアをよろしくお願いしたいと思います。当初、立候補ファイルの時点においては、これは一種の仮設ということになるので、仮設の仕訳になるわけで、当初、組織委員会ということでありましたけれども、これを都の方でという形で変わっていった経緯がございます。ということで、2013年の頃のアイデアが、ずっとその後も尾を引いてというか、それが下敷きになっているので、そこで私は何とかこれを、知恵で解決していきたいと思っております。都民の皆様方のさまざまなアイデア、プロの方もたくさんいらっしゃると思うのです。こういった形で活かしていく。デベロッパーの方とか、そういうことで、是非ご協力をお願いしたいということでございます」

 「今日からメールなどで、9月末までの約3カ月間、ご意見は募集をしたいと思っております。これなども、一つ一つ、大会を成功に向けて進めていくためのワンステップでありますけど、結構大きなステップなので、皆様方にご紹介するとともに、アイデアを募らせていただきたいと存じます。これが、まず第1点でございます。詳細は、オリンピック・パラリンピック準備局にお聞きください」

 「それから、2つ目も選手村でありますけれども、中央区晴海の選手村地区で水素を供給するエネルギー事業、これについてのご紹介でございます。この水素供給などのエネルギー事業を行う事業者について、公募いたしますので、お知らせをいたします。都では、選手村地区を、東京大会の、さらにその先をにらんで、環境先進都市としてのモデルになるという位置付けにしたい。そして、今年の3月に、『選手村地区エネルギー整備計画』をまとめたところであります。CO2フリー水素の普及などを見据えまして、水素エネルギーなどの新しい技術の活用、これによる災害時の自立性の確保ができたり、それから快適な、エコな暮らしの両立といったことなどで、低炭素社会の先駆けとなります、まち一統が、そうやって水素で動きますという、そのまちをつくることも1つの、この東京大会の東京からの発信になっていくと思います。具体的には、水素ステーションを整備いたしまして、それから、燃料電池バスなどの車両への供給、そして、実用段階では日本で初めてになりますけれども、住宅などの街区への供給ということを進めてまいります。先ほど申し上げました内装の話でありましたけれど、選手村はさまざまな選手村用の棟が建つわけですけれども、そこに水素が供給されるという流れになっていくわけであります」

 「それから、大会時には、世界中から多くの皆様がお集まりになるということで、水素の活用、水素の有用性とか、我が国の最新技術を知ってもらうチャンスでもあります。そこで、都が主体となりまして、プレゼンテーション事業を実施いたします。その際には、今回、公募いたしますが、その選定された事業者にも協力いただいて、水素供給システムの展示であるとかパビリオンの設置などPRを行っていきたいと考えております。いずれにしましても、本日から事業者を募集いたしますので、是非積極的にご応募いただきたいと思います」

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