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【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】6000億円かけた豊洲を壊して更地にすると、小池百合子氏周辺から聞こえてきた 「都民ファースト」は都政へのチェック機能を果たせるのか

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【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】
6000億円かけた豊洲を壊して更地にすると、小池百合子氏周辺から聞こえてきた 「都民ファースト」は都政へのチェック機能を果たせるのか

櫻井よしこ氏 櫻井よしこ氏

 東京都知事の小池百合子氏は「兵法」が好きなようだ。本紙に執筆中の「女子の兵法」では連載3回までで既に2回、「孫子の兵法」から「彼を知り、己を知れば、百戦して殆(あやう)からず」を引用している。

 中国が人民解放軍必読の書とした「孫子の兵法」第三篇「謀攻」の中にこの言葉はある。その意味は謀攻、すなわち謀りごとをもって攻めることを至上の勝ち方とする考えだ。

 謀攻を説く小池氏は偉大な東京市長、後藤新平に匹敵する足跡を残したいと、あふれるような意欲を示す。

 大変に結構だ。そうした大望、野望の実現には優れた構想、節目節目の賢い決断、そして指導力がなくてはならない。都知事就任から10カ月、いまだ構想を示し得ず、決められない知事であり続ける限り、21世紀の後藤新平は見果てぬ夢ではないのか。

 政治評論家の屋山太郎氏は環境相時代の小池氏から「レガシー作り」への協力を頼まれた。当時、水俣病の公式確認から50年を迎えたにもかかわらず、救済されず放置されていた患者は少なくなかった。屋山氏は、水俣病患者の救済を成し遂げたいという小池氏の意向を意気に感じた。

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