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【小池百合子知事定例会見録】
無害化で陳謝「『あれは人のせいだよね』は『違うな』」
「議会こそ緊張感を持っていかなければなりませんし、私自身は、もう日々、皆様方がチェックしていただいて、そしてまたさらに都民の皆様方がチェックしていただいているということであります」
「それから、都議会が、これから内閣、議院内閣制の、国会とは違うので、提案型というのとはちょっと違いますけれども、しかしながら、条例の1本も出すくらいの勢いの議会にすべきであって、都政のチェックもせず、それから何か政策的な立案もせずということであるならば、これは私はむしろ皆さんが、この都民の皆さんに問うべき、そういうことが今回の選挙につながってくるのではないかなと思っております」
--今日の都議会の所信表明の中で、豊洲市場の汚染状況について、『無害化の約束が果たされていない』と陳謝した。無害化の定義は。
「これまでも法的、科学的な分析、そしてまた確認ということが行われてまいりました。それについて専門家会議などは、提案として、地上部分のみならず、地下の水の問題ということで、『地下水管理システムを構築すべし』ということで提言を受けてきたということでございます。一方で、建物について有識者会議などで提案があった形には、実際にはなってなかったし、それから、それに対して正しい答弁をしていなかったということで、市場担当の中で責任を取ってもらって、私自身もそれに対してはお詫びを申し上げたような経緯がございます」