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【野口裕之の軍事情勢】北の核ミサイルは迎撃しても安全装置作動で起爆せず?それでも激烈な電磁波+化学液+ミサイル破片の「豪雨」…

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【野口裕之の軍事情勢】
北の核ミサイルは迎撃しても安全装置作動で起爆せず?それでも激烈な電磁波+化学液+ミサイル破片の「豪雨」…

北朝鮮の労働新聞が5月22日掲載した中距離弾道ミサイル「北極星2」の実戦配備に向けた「最終発射実験」の写真 (共同) 北朝鮮の労働新聞が5月22日掲載した中距離弾道ミサイル「北極星2」の実戦配備に向けた「最終発射実験」の写真 (共同)

 対地巡航ミサイル&戦略爆撃機+それを支援する軍事衛星&情報機関&各種施設&各種特殊航空機…で、敵ミサイル基地などを先制・報復攻撃する《懲罰的抑止力》を保有する危機的情勢を迎えたのだ。懲罰的抑止力を保有しない国家的怠慢を「平和的」だと自賛している独善を改めるときだ。そもそも、抑止力は懲罰的と拒否的の2種類が相乗効果を発揮して、抑止力が最強化され、祖国を守るのである。ミサイル発射前の策源地攻撃を、あえて拒否的抑止力に分類する元航空自衛隊将官もおられるが、「発射の第1段階」ととらえれば正しい認識だ。

 実は、海上自衛隊のイージス艦の垂直発射システム(VLS)には対地巡航ミサイル《トマホーク》が装填できる。対地巡航ミサイルを装填すれば、海自イージス艦は拒否的抑止力に加え、懲罰的抑止力のプラットフォームも兼ねることになる。

 けれども、情勢の激変に目をつぶり、怠ってきた最強抑止力の構築が間に合うかどうか…。 現時点では米国本土に、北朝鮮の核・ミサイルは届かない。強烈な仲間意識を隠さない文在寅大統領が率いる韓国に対する発射は遠慮がちに。北朝鮮を民主国家との緩衝帯と位置付け、経済・エネルギー支援を陰日なたに差し伸べてくれる中国やロシアには核・ミサイルを撃ち込み難い。従って、関係国の内、日本のみが北朝鮮の攻撃に遭う厄難が突出して拡大した、ことになる。

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