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【教えて!goo】今では当たり前ですが…「火葬」がタブー視されていた理由とは

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今では当たり前ですが…「火葬」がタブー視されていた理由とは

「江戸時代初期の江戸では、支配者層・庶民層共に火葬は一般的ではありませんでした。しかしその後、江戸時代の後期~末期に至ると、火葬率は約50%程度まで上がったようです」(葬儀アドバイザー)

江戸時代初期は一般的でなかった火葬。しかし徐々に火葬率が上がっていたという。当時、火葬はどのように捉えられていたのだろうか。

「武士階級、特に上流武家では、火葬が悪臭の発生源となるとして好まれていなかったようですが、庶民層の人々にとっては、上流武家の人々ほどはタブーとされていなかったようです。そのため、細々とではありますが、先程お伝えしたように江戸の火葬率が上昇していきました」(葬儀アドバイザー)

徐々に上昇していったという火葬率。しかしある一定以上にあがらなくなったという。

「落語の古典的な演目の中にも、一般庶民の葬送習俗が活写された作品は多いのですが、そうした中でも火葬は決してタブー視されていません。ところがタブー視されていないにもかかわらず、実際の火葬率が更にそれ以上上がっていくことはありませんでした。何故かと言いますと、火葬という埋葬に肯定的な浄土真宗が、江戸では少数派であったとするところが理由の一つだとされています。また、先程触れた『悪臭』が将軍にかからないよう、将軍が寛永寺や増上寺に参詣したりする日には、火葬が禁じられたということも大きかったと思われます」(葬儀アドバイザー)

宗教上の理由、悪臭問題、これらが火葬率の上昇を妨げていたとのことだが、それ以外にも理由があると話す。

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