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【東京でふるさとキブン】「大船渡ふるさと交流センター『三陸SUN』」 津波被害からの復興伝える産品

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【東京でふるさとキブン】
「大船渡ふるさと交流センター『三陸SUN』」 津波被害からの復興伝える産品

ワカメの試食に杉並マダムは「歯ごたえが違うわね」。右は大船渡の美味を紹介する福山宏さん(重松明子撮影)=東京都杉並区の「三陸SUN」 ワカメの試食に杉並マダムは「歯ごたえが違うわね」。右は大船渡の美味を紹介する福山宏さん(重松明子撮影)=東京都杉並区の「三陸SUN」

 「お前もふるさとのために一肌脱げ」。結婚式の仲人をつとめてくれた故郷の恩人の説得に観念した。

 情感あふれる歌唱と木訥(ぼくとつ)な人柄が印象的な歌手、新沼謙治さん(61)は、3月に東京都杉並区に開店した、故郷・岩手県大船渡市のアンテナショップの運営会社社長を無報酬で引き受けた。

 「歌うことしかできない僕には無理、自信がないと何度もお断りしていたが、ふるさとを思う気持ちはみんなと一緒。微力でも役に立てれば」と新沼さん。大船渡は東日本大震災で壊滅的な津波被害を受けた。「食を通じて東京の方々と交流し、地域活性化の一歩を笑顔で踏み出したい」

 その大切な場所は、JR高円寺駅南口脇の坂を下った高円寺中央公園の隣。「大船渡ふるさと交流センター『三陸SUN』」の看板が目印だ。大漁旗が踊る店内に海産物加工品を中心とする120種。まずは併設カフェのランチ(980円、アンケート参加で80円返金)で腹ごしらえを。

 商品を使った料理を日替わり提供。「地元のソウルフード」という「鶏ハラミ」を選んだ。ももの付け根の部位で1羽から2つしか取れない希少な肉。プリプリの弾力、かむごとにうまみがわき出る。4種の副菜もシャキシャキの名産ワカメとしらすのあえ物やきんぴら。布海苔のみそ汁に雑穀米のご飯が健康的だ。

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