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反日政権の衝撃(下)利害異なる日米中 対北戦略で韓国をめぐって米中が争奪戦

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反日政権の衝撃(下)利害異なる日米中 対北戦略で韓国をめぐって米中が争奪戦

ソウルの大統領府で中国の習近平国家主席と電話会談する韓国の文在寅大統領=11日(大統領府提供・聯合=共同) ソウルの大統領府で中国の習近平国家主席と電話会談する韓国の文在寅大統領=11日(大統領府提供・聯合=共同)

 中国ではもともと、韓国で約9年ぶりに誕生した左派政権への期待が高い。さらに文は、中国が議長国を務める6カ国協議の再開を提唱した経緯があり、「習政権は北朝鮮問題で対話をより重視する文を好感している」(外交筋)のは間違いない。

 北朝鮮の核開発問題をめぐっては、北朝鮮による「核放棄の確約」を最優先に掲げる日米韓と、「対話再開」を求める中露との間で路線対立があった。

 しかし、文政権の韓国を自陣営に引き込むことができれば、日米に対し中露韓が対話重視で足並みをそろえることになる。対中包囲網に転化しかねない日米韓の協力関係に、くさびを打ち込むことも可能だ。=敬称略

 (ソウル 桜井紀雄、ワシントン 黒瀬悦成、北京 藤本欣也)

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