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【政治デスクノート】あの麻生太郎氏が注意喚起…止まらない国会議員の失言は「うっかり本音」「ウケ狙い」「上から目線」

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【政治デスクノート】
あの麻生太郎氏が注意喚起…止まらない国会議員の失言は「うっかり本音」「ウケ狙い」「上から目線」

東日本大震災の被害に関する自身の発言について陳謝する今村雅弘復興相=4月25日、東京都千代田区 東日本大震災の被害に関する自身の発言について陳謝する今村雅弘復興相=4月25日、東京都千代田区

 もうひとつの《ウケ狙い》型については、斎藤教授も「笑いを取ろうとすると、『余計な一言』を生みやすい」と指摘している。本来、国会議員が語るべきテーマは笑いとは縁遠いはずだが、なぜか《ウケ狙い》型の失言が多い。

 かつて麻生氏は、こう語っていた。「質問に乗って発言すると、それをまた挑発のネタにされる。メディアは飯の種になるかもしれないが、こっちはそういうことにならない」。確かに、国会議員は国会論戦や記者会見などで日々、緊張を強いられている。地元に戻ったときなど、ホッとして気を許してしまうのもうなずける。

 しかも、大勢の聴衆に一方通行で話す講演会は、相手の顔が見えない分、会場の反応が鈍いと、緊張より不安が大きくなるようだ。国会議員は人気商売でもある。みんなに楽しんでもらいたいという役者魂に火がつくと、もう《ウケ狙い》は止められない…。

 また、知名度が上がるほど炎上リスクは高まる。肩書を持つと、それまでの「面白い政治家」「風変わりな議員」では済まなくなる。さらに《ウケ狙い》発言に、聞き手の感情を逆なでする《上から目線》が重なると、もはや致命的だ。

 平成22年11月、柳田稔法相が「法相は2つ(の言い回しを)覚えておけばいい。『個別の事案については答えを差し控える』と『法と証拠に基づいて適切にやっている』の2つ」と語り、辞任に追い込まれた。地元に戻ったときの仲間内の会合での軽口。そこに「国会」と「自身の職責」を軽視する《上から目線》が加わった典型例といえる。

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