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【スポーツ異聞】暴論? 正論? 蔓延するドーピング違反で波紋広がる 陸上の世界記録白紙

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【スポーツ異聞】
暴論? 正論? 蔓延するドーピング違反で波紋広がる 陸上の世界記録白紙

記者の囲み取材に応じる国際陸上連盟のセバスチャン・コー会長(ロイター) 記者の囲み取材に応じる国際陸上連盟のセバスチャン・コー会長(ロイター)

 陸上ではほかにも、12年ロンドン五輪の女子800メートル優勝のマリヤ・サビノワ(ロシア)がドーピング違反のため、五輪だけでなく、11年の世界選手権の「金」を剥奪され、4年間の出場停止処分を科された。

 かつて、ドーピング問題は、違反する選手側と検査をする(競技団体)側の“いたちごっこ”といわれてきた。ところが、違反する選手が科学者の協力を得たり、ロシアのように国家ぐるみでドーピング違反に荷担する国家が出現したため、違反選手が検査機関の能力より、はるか先のレベルに到達していることが多くなった。

 血液データを蓄積し、変化などを追跡する「生体パスポート」などを導入し、“いたち”の捕獲に躍起になっているが、根絶にはほど遠い状況だ。そのため、新たに開発した検査方法によって、数年間さかのぼって適応するしかないのが現状。検体の10年保管のルールはやむを得ない措置といえる。

 欧州陸連からの提案を受けて、国際陸連は8月の理事会で、協議する方針。果たしてその行方はどうなるのだろうか?

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