産経ニュース

【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】側近はバリバリ左翼の「北朝鮮信奉者」…韓国大統領・文在寅氏の安全保障観を探ってみた

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
側近はバリバリ左翼の「北朝鮮信奉者」…韓国大統領・文在寅氏の安全保障観を探ってみた

 だが、「人道」「交流」の名の下に交流が再開されれば北朝鮮に必ず資金が流れる。金大中・盧武鉉時代は韓国は総額69億ドル(約7800億円)相当の支援を行ったが、うち政府レベルの資金は約30億ドル、残りは民間資金や物品だった。人道名目の南北交流は制裁の大アナになることが確実だ。中国に制裁圧力を掛けている米トランプ政権は、早くも「韓国の文政権が制裁破りをすれば、韓国にセカンダリー・ボイコット(二次的制裁)が必要だ」との議論も出ている。

国家安保法廃止論者 その危険な安保観

 文氏は大統領人事で側近の大統領秘書室長に前ソウル副市長の任鍾●(=析の下に日)氏(51)を指名した。任氏は1980年代の学生運動団体「全国大学生代表者協議会(全大協)」議長で有名。民主化で生まれた全大協は左翼運動の核となった団体で北朝鮮に正当性を持つ主体思想派(NL)とマルクス主義者(PD)で構成されたが、「任氏は主体思想派の代表」だった人物だ。つまり、韓国大統領府の中枢に、北朝鮮を信奉した経歴の秘書室長が誕生したことになる。

 韓国には北朝鮮からのスパイなどを取り締まる「国家保安法」があるが、当時、任氏は女子大生、林秀卿氏を北朝鮮に送り込んで同法違反で逮捕され、服役した。文大統領自身も学生運動で同法違反で逮捕、服役の経歴があり、文氏、任氏ともに「国家保安法」は人権蹂躙(じゅうりん)だとして廃止論者なのである。

続きを読む

このニュースの写真

  • 側近はバリバリ左翼の「北朝鮮信奉者」…韓国大統領・文在寅氏の安全保障観を探ってみた
  • 側近はバリバリ左翼の「北朝鮮信奉者」…韓国大統領・文在寅氏の安全保障観を探ってみた
  • 側近はバリバリ左翼の「北朝鮮信奉者」…韓国大統領・文在寅氏の安全保障観を探ってみた
  • 側近はバリバリ左翼の「北朝鮮信奉者」…韓国大統領・文在寅氏の安全保障観を探ってみた

関連トピックス

「ニュース」のランキング