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【北関東鉄道紀行・栃木】東武鬼怒川線 51年ぶりのSL運行へ準備進む

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【北関東鉄道紀行・栃木】
東武鬼怒川線 51年ぶりのSL運行へ準備進む

適切に誘導され、機関庫から頭を出すSL。右はディーゼル機関車=5月2日、栃木県日光市今市の東武鉄道下今市機関区 適切に誘導され、機関庫から頭を出すSL。右はディーゼル機関車=5月2日、栃木県日光市今市の東武鉄道下今市機関区

 栃木県日光市の鬼怒川沿いを走る東武鬼怒川線で8月10日、蒸気機関車(SL)の運行が始まる。東武鉄道が観光の新しい目玉にしようと進めるプロジェクトで、同社では51年ぶりのSL復活だ。下今市-鬼怒川温泉駅間12・4キロを土日祝日を中心に運行する。

 「大樹(たいじゅ)」と名付けられた漆黒の車両は、JR北海道から借り受けたC11形207号機。北海道では正面左右に前照灯を備えた姿から「カニ目」の愛称で親しまれてきた。他にも、車掌車や客車、ディーゼル機関車がJR各社から貸与、譲渡されている。乗務する機関士、機関助士や車両を検査する検修員の養成もゼロからのスタート。JR北海道や静岡県の大井川鉄道などSLを運行する各地の鉄道会社の協力を受けた。

 下今市機関区の真壁正人運輸科長(48)は秩父鉄道(埼玉)で研修。「電車にはない装置が多く、想像以上に難しい」と苦労も多かったが、「教えていただいた技術を生かし、多くのお客さまにSLを楽しんでいただきたい」と意気込む。

 プロジェクトを担当する守都(もりと)正候(まさとき)課長(45)は「鉄道産業文化遺産の保存と活用」を目的に挙げた上で「鉄道会社だからできる地域活性化施策。エリアの回遊性を生み出すことで日光を通年型、滞在型の観光地へ発展させたい」と強調する。

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