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【阿比留瑠比の極言御免】日本国憲法70歳の何がめでたいのか? 投げやりで無責任な条文が日本人のモラルをゆがめてきた

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【阿比留瑠比の極言御免】
日本国憲法70歳の何がめでたいのか? 投げやりで無責任な条文が日本人のモラルをゆがめてきた

日本国憲法施行七十周年記念式典の植樹式に臨む国会議員ら=4月26日午後、東京都千代田区の憲政記念館(斎藤良雄撮影) 日本国憲法施行七十周年記念式典の植樹式に臨む国会議員ら=4月26日午後、東京都千代田区の憲政記念館(斎藤良雄撮影)

 93歳の作家、佐藤愛子氏のベストセラーとなったエッセー集『九十歳。何がめでたい』をもじって言えば、「70歳。何がめでたい」となろうか。3日、施行70周年を迎えた日本国憲法のことである。

 現行憲法は、占領下に連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策を担う若手民政局員らが、ごく短期間で草案を書き上げた。しかもそこには、日本の非武装化・弱体化を狙う明確な意図すら込められていた。

 そんなものを、われわれは後生大事に70年間も神棚に飾って信心し、全く手を触れずにきた。何とも「おめでたい」話であり、とても祝う気にはなれない。

 とはいえ、時代は徐々に変わり、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の4月の合同世論調査では、憲法改正に賛成の人が52.9%(反対は39.5%)に上った。昨年11月の調査に続き、すでに過半数を得ている。

 国会では、衆参両院の憲法審査会で憲法をめぐる諸課題が議論されている。ただ、与野党の幅広い合意を得られる改憲項目を見いだすため、その歩みが遅々としているのは否めない。

避けられぬ「9条」

 そもそも国民投票で賛否を問う憲法改正項目については、「1回で3条項前後が常識的だ」(自民党憲法改正推進本部の保岡興治本部長)とされる。

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