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【阿比留瑠比の極言御免】まもなく憲法施行70年 改憲の意義を真摯に訴えよう

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【阿比留瑠比の極言御免】
まもなく憲法施行70年 改憲の意義を真摯に訴えよう

日本国憲法施行70周年記念式典の植樹式で、記念樹に土をかける安倍晋三首相(中央右)ら=4月26日、東京都千代田区の憲政記念館(斎藤良雄撮影) 日本国憲法施行70周年記念式典の植樹式で、記念樹に土をかける安倍晋三首相(中央右)ら=4月26日、東京都千代田区の憲政記念館(斎藤良雄撮影)

 国会すぐそばにある憲政記念館で27日、日本国憲法施行70周年記念展示が始まった。そこで早速見に行ったところ、ある首相のこんな国会演説に出合った。

 「わが国の自主独立の達成のためには、占領下において制定された諸法令、諸制度についても、(中略)わが国の国情に即した改善を致したい」

 「特に国家の基本法たる憲法については、制定当時の事情と、これが実施の結果に鑑みて、国情に即した修正を施す必要がある」

 これは現在、「新しい時代にふさわしい憲法」を訴えている安倍晋三首相ではない。62年も昔の昭和30年1月に、当時の鳩山一郎首相が行った施政方針演説の一部である。

 国会は60年以上も、一体何をやってきたのかと情けなくなる。昭和22年5月3日の現行憲法施行時と今では、国際情勢も日本の立場も、社会のあり方も人々の暮らしも価値観も大きく変わっているのに、憲法だけは全く手入れがされず、古い米国製のままそこに放置されているのだ。

 国会の不作為と怠慢は、もう許されない-。こう述べると、憲法改正が必要だという国民意識は、まだ十分高まってはいないとの反論が聞こえるが、ここに興味深い調査結果がある。

 日本青年会議所が今月、全国で実施している憲法改正に関するアンケートがそれだ。27日までに、公募した原則18歳から40歳までの一般市民らを対象に、33都道府県で延べ52回の国民討議会を開いて緊急事態条項と憲法9条について、討議会参加前と参加後の意識調査を行い、1241人から回答を得ている。

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