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【大人の遠足】廃校舎や駅舎使い「いちはらアート×ミックス2017」 若手アーティストと市民の作品も

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【大人の遠足】
廃校舎や駅舎使い「いちはらアート×ミックス2017」 若手アーティストと市民の作品も

内田未来楽校に展示された刺繍のチョウの群れ。若手アーティストを囲みながら、地元の人たちがコツコツと制作してきた=千葉県市原市宿で開かれている地域芸術祭「いちはらアート×ミックス2017」 内田未来楽校に展示された刺繍のチョウの群れ。若手アーティストを囲みながら、地元の人たちがコツコツと制作してきた=千葉県市原市宿で開かれている地域芸術祭「いちはらアート×ミックス2017」

 田園風景の広がる房総半島の中部、千葉県市原市の南部で、廃校となった校舎や駅舎などを活用して芸術作品を展示する地域芸術祭「いちはらアート×ミックス2017」が開かれている。一帯は小湊鉄道の沿線。菜の花の黄色と桜のピンク、若葉の緑がまぶしい季節に、自然の息吹とともにアートの息づかいを感じようと足を運んだ。

 廃校が交流拠点

 廃校となった木造校舎の中から子供たちの歓声が聞こえてきた。校舎内には無数のカラフルなチョウが舞い、その間を子供たちが駆け回る。チョウは若手アーティストを中心に、刺繍でチョウ作るワークショップで制作されたもので、総数は1千羽を超える。

 同市宿にある校舎は「内田未来楽校」と呼ばれ、地域交流の拠点として地元の人たちが保存活動に取り組む。同校ではチョウの展示のほか、地元の人たちがカフェを運営したり、様々な楽器のミニコンサートを行ったりする。訪問客と地元の人たちが自然に言葉を交わして談笑する-、そんな空気に満ちていた。

 住民らで保存活動

 月崎駅近くにある「森ラジオステーション」は、今回のイベントチラシの表紙を飾る代表的な作品だ。同鉄道保線員の旧詰所を苔(こけ)や山野草で覆い、おとぎの世界に登場するような異彩を放っている。

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