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【いまも飛ぶ大戦機】いまも飛行可能な零戦は何機現存しているのか?

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【いまも飛ぶ大戦機】
いまも飛行可能な零戦は何機現存しているのか?

零戦22型

 ロシアで新造された零戦22型が3機、いまも飛行可能な状態で存在している。かつて日本軍が占領していたニューギニア島の飛行場跡地で、1991年に発見された22型の残骸がその原型だ。

POFが購入した当時の52型 [61-120]号機(写真提供:Planes of Fame Photo Collection)

 発見された残骸は、米国航空博物館オーナーが購入し、ロシアの航空機生産工場へ移送された。当時のロシアには、民主化によって仕事を失った軍需関連会社が多数存在しており、高度な設備、優秀な技術者、安価な労働力が非稼働な状態だった。ここで希少価値の高い零戦を新造させ、博物館や大戦機収集家に販売するのが目的だ。

 この新造作業には、残骸から各部材の寸法を割り出して新たなパーツを製造する“リバース・エンジニアリング”技法が用いられ、三菱重工の協力を得て入手した300枚あまりの図面も参考にされている。

 第1号機 [X-133]には、他の2機と同様オリジナルの栄発動機ではなく、米国製P&W R-1830エンジンを搭載している。1998年、初飛行に成功し、現在は世界最大の大戦機保存組織“コメモラティブ・エアフォース(CAF)”南カリフォルニア支部に所属して、全米のエアショーで精力的に飛び回っている。

 第2号機 [UI-161]は、マイクロソフトの共同創業者のひとりポール・アレン氏が所有。この機体はなんと複座型に改造され、2012年に進空している。

 第3号機 [AI-112]は、2000年に初飛行に成功。現在は日本人がオーナーであり、2016年には日本へ移送され、鹿児島上空などで飛行した。

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