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【中国「環境」ウオッチ】「PM2・5」など深刻な中国の汚染 健康被害も懸念される「三廃」 政府の規制強化で改善に逆風も

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【中国「環境」ウオッチ】
「PM2・5」など深刻な中国の汚染 健康被害も懸念される「三廃」 政府の規制強化で改善に逆風も

1月、重度の大気汚染が記録された北京の天安門前で、マスク姿で警戒にあたる警察官(ロイター) 1月、重度の大気汚染が記録された北京の天安門前で、マスク姿で警戒にあたる警察官(ロイター)

 「中国の環境改善において大きな力となっている。存在感が高まり、活動に参加する個人も増えている」

 中国の環境問題に詳しい富士通総研経済研究所の趙●(=偉のにんべんを王に)琳・上級研究員は、中国での環境NGO・NPOの存在について強調する。

中国で20年超の歴史

 中国での環境NGO・NPOの歴史は20年超の歴史を持つ。趙氏によると、草創期は1990年代で、94年に中国初の環境関連NGO「自然の友」が誕生した。同時期に「緑家園」や「地球村」といった団体も設立され、自然保護や環境知識の普及といった活動を行っている。現在、「自然の友」は個人会員2万人、団体会員約2000を抱えるという。

 その後、2002年に国際環境保護団体の「グリーンピース」が中国での活動を始めるなど、2000年代に入って海外の環境NGO・NPOが中国に進出するケースが目立った。活動範囲も、環境教育や子供向けの自然教育など広範囲になっており、高い専門性を持つ団体も育っているという。

 中国で活動する環境NGO・NPOの正確な数を示す統計は存在しないが、現在は3000を超す団体が存在しているとみられる。

 中国で環境NGO・NPOが急速に存在感を増しているのは、深刻な環境汚染が社会問題化していることが背景にある。

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