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【中国「環境」ウオッチ】「PM2・5」など深刻な中国の汚染 健康被害も懸念される「三廃」 政府の規制強化で改善に逆風も

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【中国「環境」ウオッチ】
「PM2・5」など深刻な中国の汚染 健康被害も懸念される「三廃」 政府の規制強化で改善に逆風も

1月、重度の大気汚染が記録された北京の天安門前で、マスク姿で警戒にあたる警察官(ロイター) 1月、重度の大気汚染が記録された北京の天安門前で、マスク姿で警戒にあたる警察官(ロイター)

 微小粒子状物質「PM2・5」を含む大気汚染など環境問題が深刻化している中国。最新の中国の環境事情をみてみると、環境に特化した非政府組織(NGO)や民間非営利団体(NPO)の存在感が増している。中国全土で3000超の団体が存在しているとみられ、環境汚染に苦しむ住民の支援などで役割を果たしている。ただ、今年に入って中国当局による規制強化の動きもあり、環境NGO・NPO関係者からは「中国の環境を良くするための活動が阻害される」と“逆風”に懸念が高まっている。

深刻な「三廃」問題

 現在、中国の環境問題では「三廃」という言葉が広く知られている。二酸化硫黄や窒素酸化物、粒子状物質(PM)などの「廃気(排ガス)」、水質汚染や生活・工業廃水などの「廃水」、産業廃棄物や生活ゴミといった「固形廃棄物」を示す。

 急速な経済発展に伴う環境汚染が進み、中国では一般市民が健康被害を訴えるといったケースも増大している。

 そういったなか、中国の環境NGO・NPOは、環境保全活動や汚染調査、被害を受けている住民の声の代弁など、政府や企業がカバーできない役割を担うようになっているのが実態だ。

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