産経ニュース

【特報・朝鮮学校補助金】東京と比べ「大甘」だった群馬県の調査 あわただしく決定した28年度分交付は正しかったのか

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【特報・朝鮮学校補助金】
東京と比べ「大甘」だった群馬県の調査 あわただしく決定した28年度分交付は正しかったのか

「朝鮮歴史」を日本語訳した教科書(星への歩み出版)。金日成などを礼さんする表現がたびたび見られる 「朝鮮歴史」を日本語訳した教科書(星への歩み出版)。金日成などを礼さんする表現がたびたび見られる

 ところが、群馬県の調査結果には教科書を編纂した学友書房の記載さえない。県議会常任委員会で指摘されて、ようやく「朝鮮総連HPに(朝鮮総連の)事業体と紹介されているのは承知している。だが実態は把握していない」と答えている。

 県職員の不十分な調査結果に業を煮やした県議が県議会で「東京都の報告書は読んでいるのか」と質問すると、県側は「東京と神奈川の調査は知っている」とだけ回答。さらに「(報告書作成から)時間もたっている。都道府県によって学校の事情も異なる」と腰が引けていた。

 答弁は終始、この調子で、「(授業では)日本や他国を敵対視するような説明はなかった」と訴えていた。

 土壇場の「見解」

 3月31日。大沢正明知事は「28年度末まで交付しないと(朝鮮学校の)子供たちの教育に影響する」との理由を挙げ、補助金交付を決定した。即日、慌ただしく手続きを行い交付した。ただ、この日になって初めて「総連と学校との関係、さらに教科書に拉致問題の記載がないことなど疑念は残る」との見解を表明した。29年度以降の交付については、これらが改善されない限り「交付しない」と明言した。実際、同年度の予算には交付金は盛り込まれなかった。

続きを読む

「ニュース」のランキング