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【原発最前線】緊張感増す国際情勢 原発がミサイルやテロの標的にされたら…

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【原発最前線】
緊張感増す国際情勢 原発がミサイルやテロの標的にされたら…

 米国によるシリア攻撃で、国際情勢の緊張感がかつてないほど増している。日本への攻撃を想定した場合、稼働中の原発がミサイルやテロの標的にされることは十分に考えられるシナリオだ。防衛省も原発は防護すべき「重要施設」と位置付けている。有事に対し、国はどのような備えで原発の安全を守ろうとしているのか。

手っ取り早い標的

 「原発がテロやミサイル攻撃の標的になる可能性は高い」

 軍事アナリストで、ミサイルに関する著書も多数ある小都元氏はそう語る。小都氏によると、日本国内で標的にされる可能性が最も高いのは在日米軍基地で、原発はそれに次ぐ標的だという。「福島第1原発事故以降は、手っ取り早く広範囲にダメージを与えられると考えられるようになった」からだ。

 まず、想定されるのが地上や海上から原発敷地内に侵入して行う攻撃だ。

 こうした状況では、警察と自衛隊が連携しながら侵入を阻止する対策が取られる。具体的な対応は機密事項だが、生物兵器や化学兵器などへの対処も想定している。陸自と各都道府県警は毎年、実際の原発敷地内で共同実働訓練を行っているほか、海自と海上保安庁も共同で不審船対処訓練を行っている。

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