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【政界徒然草】安倍晋三首相の“秘密兵器”と報じられた昭恵夫人だが…森友学園問題を契機に政権最大の弱点に 

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【政界徒然草】
安倍晋三首相の“秘密兵器”と報じられた昭恵夫人だが…森友学園問題を契機に政権最大の弱点に 

イベントに出席した安倍昭恵首相夫人 イベントに出席した安倍昭恵首相夫人

  歴代首相夫人の中でも、自由奔放な活動で異色の存在として知られる安倍昭恵首相夫人。学校法人「森友学園」の国有地払い下げ問題にからみ、ワイドショーや週刊誌に取り上げられる頻度もダントツだ。(※4月7日にアップされた記事を再掲載しています)

 海外メディアも無視できない。3月13日付の米紙ワシンントン・ポストは「日本の首相夫人がスキャンダルで痛い目に」という見出しで昭恵夫人を取り上げた。記事はこんな書き出しで始まる。

 「安倍昭恵は長い間、日本の首相の秘密兵器と考えられてきた。暖かく、親しみやすく、社交上リベラルで、ソーシャルメディア上でも活発-夫である安倍晋三にはないものばかりを持つ。カリスマ的性格とはいえない首相に人間的な側面をもたらしてきた」

 首相のカリスマ性うんぬんはさておき、この記事の指摘は正しい。記事が言及するように、昭恵夫人の人柄は、首相が接点を持たない、いわゆる市民社会にまで人脈を広げているからだ。

 例えば、昨年8月には沖縄県東村、国頭村にまたがる米軍北部訓練場内でのヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設工事の現場近くで座り込みの反対運動を続ける市民らを訪問した。自身のフェイスブック(FB)で訪問の理由について「何が起きているのか、自分の目で確かめたい。そんな思いで高江に行った」と説明し、訪問について首相に事前には伝えなかったとも記した。

 「対立、分離した世の中を愛と調和の世界にしていくための私なりの第一歩」

 昭恵夫人はこうも書いた。「愛と調和」という表現には違和感を禁じ得ないが、昭恵夫人は性善説の人だとされ、「話し合えばわかる」と信じているからこその自然な表現なのだろう。

 このほかにも反原発であることや、東日本大震災の被災地での防潮堤整備計画に慎重であることを公言する。夫がトップを務める政権の方針とは必ずしも一致しない考えを公にすることも躊躇しない姿勢に共感を持つ女性もいると聞く。

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