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【月刊正論5月号】左右狙う「文春砲」 ××新聞「安倍批判路線に転じた理由教えて」の取材断りました 週刊文春編集長 新谷学

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【月刊正論5月号】
左右狙う「文春砲」 ××新聞「安倍批判路線に転じた理由教えて」の取材断りました 週刊文春編集長 新谷学

昨年1月にスクープしたベッキーさんの不倫問題は「文春砲」の威力を世間に見せつけた 昨年1月にスクープしたベッキーさんの不倫問題は「文春砲」の威力を世間に見せつけた

※この記事は、月刊「正論5月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。

クビを取るためでなく 

 米国で大方の予想を裏切ってトランプ氏が大統領に就任し「トランプ現象」といわれていますが、その裏には既存メディアに対する不信があります。現在はマスメディアに対する信頼が揺らいできていて、新聞もテレビも雑誌もいったい誰の代弁者なんだ、ということが問われています。それが一番分かりやすいのは芸能報道で、同じようなニュースでも強い力を持つ芸能事務所のタレントについては書かずに、弱い事務所のタレントのことは書くというダブル・スタンダード(二重基準)がこれまでまかり通ってきました。  

 しかし近年、インターネットの普及とともにマスコミの二重基準ぶりが読者に知れ渡ってしまいました。そして「マスゴミ」という蔑称に象徴されるようにメディア不信が広がっている。その中で、どうしたら私たちの週刊文春を含めてメディアが信頼を取り戻せるかと考えたときに、一つの方策として取材過程の「見える化」が有効だという結論に行き着いたのです。

 これまでは「取材過程についてはお答えしていません」「記事に書いたことが全てです」で当然のように済んでいました。しかし今、情報の送り手と受け手の力関係が大きく変わってきて、受け手側が主導権を握りつつある状況の中で、信頼を取り戻すためには取材の過程をある程度はオープンにする必要もある、と考えて今回、『「週刊文春」編集者の仕事術』と題して本にした次第です。正直いって、私たちの手の内をかなり明かしています。それとともに編集方針をも明らかにしました。

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