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【政界徒然草】議長の「聴診器」と自公の「負けて勝つ」…民進陥落、「譲位特例法」決着の舞台裏

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【政界徒然草】
議長の「聴診器」と自公の「負けて勝つ」…民進陥落、「譲位特例法」決着の舞台裏

天皇陛下の譲位に関する特例法制定の国会見解を、安倍晋三首相(右から2人目)、菅義偉官房長官(右)に提出する大島理森衆院議長(右から3人目)、伊達忠一参院議長(同4人目)ら=3月17日、国会内(斎藤良雄撮影) 天皇陛下の譲位に関する特例法制定の国会見解を、安倍晋三首相(右から2人目)、菅義偉官房長官(右)に提出する大島理森衆院議長(右から3人目)、伊達忠一参院議長(同4人目)ら=3月17日、国会内(斎藤良雄撮影)

 政府は譲位実現に向けた法案の骨子を4月26日に各党・各会派に示す予定だが、法案は国会見解よりも踏み込んだ内容になるもよう。例えば、皇室会議のあり方について、国会見解では「法案の附帯決議に盛り込む」と明記されたが、政府は法案で皇室会議の関与をより強める方向で検討している。譲位の早期実現を確実にするため、大型連休明けから始まる国会審議で民進党の批判を完全に封じる狙いがある。

 最も、今回の国会見解における最大の収穫は、与野党の意見対立が大きい重要課題であっても、限られた時間の中で議論を尽し、一致点を見いだせることを示したことだ。答弁の揚げ足取りが目立つ国会議論にうんざりしている国民にとっては、立法府の良識をみた思いではないだろうか。皇室制度のあり方と並び、国の根幹を成す憲法改正議論でも、与野党の建設的な議論を期待したい。(政治部 小川真由美)

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