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【政界徒然草】安倍晋三首相の“秘密兵器”と報じられた昭恵夫人だが…森友学園問題を契機に政権最大の弱点に

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【政界徒然草】
安倍晋三首相の“秘密兵器”と報じられた昭恵夫人だが…森友学園問題を契機に政権最大の弱点に

イベントに出席した安倍昭恵首相夫人 イベントに出席した安倍昭恵首相夫人

 対米関係に貢献

 昭恵夫人の天真爛漫さや自由奔放な気質は、外国人に対して“威力”を発揮するようだ。特に米国との関係ではかなり有効だったとみられる。

 前駐日大使のキャロライン・ケネディ氏。「安倍首相=歴史修正主義者」という初期のオバマ前政権の見方を反映してか、平成25年11月の着任後はしばらく安倍首相と距離を置いていた。同年12月26日に安倍首相が靖国神社を参拝した際には、在京米大使館の名前で「日本の指導者が近隣諸国との関係を悪化させる行動を取ったことに米国は失望している」との声明を発表し、首相と溝を浮き彫りにした。

 紆余曲折を経て、オバマ政権の安倍首相の見方が変わり始めた証左といえるのが、27年3月のミシェル・オバマ前大統領夫人の単独来日だ。なんと昭恵夫人は、自身が経営する居酒屋「UZU」(東京・神田)で昼食を共にした。当時の野党が、現在のような昭恵夫人批判を展開していたら、きっと「ミシェル夫人を店の宣伝に使っている」などとも非難できただろうが、そんな声を聞いた記憶はない。

 さらに、昭恵夫人はこの年の6月には首相の地元である山口県下関市の田んぼで、ケネディ大使と田植えをする仲にまでなっていた。それも米国きっての名家であるケネディ家の一員がもんぺ姿。これには永田町関係者も驚きの声を上げた。

 こうした良好な関係が、昨年5月のオバマ前米大統領の広島訪問にも繋がったといえ、安倍首相の支持率アップにも大いに貢献した。もっとも、安倍政権とオバマ前政権との関係構築は昭恵夫人の貢献だけによるものではない。とはいえ、首脳に最も近い夫人同士の人間関係が外交に与えた影響は無視できないだろう。

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