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【古森義久の緯度経度】朝鮮半島有事の危機はすぐそこに来ている! トランプ政権内外で「予防攻撃」論相次ぐ理由とは…

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【古森義久の緯度経度】
朝鮮半島有事の危機はすぐそこに来ている! トランプ政権内外で「予防攻撃」論相次ぐ理由とは…

 米国のトランプ政権にとって北朝鮮の脅威は当面、安全保障上の最大の危機として迫ってきたようだ。北朝鮮が核兵器と各種ミサイルの開発へとひた走り、無法な実験を重ねてきた歴史は長い。この数カ月、その好戦的な言動はとくにエスカレートしてきた。

 ではトランプ政権はどう対応するのか。政権内外で「予防攻撃」という名の下での軍事手段が頻繁に語られるようになった。

 ティラーソン国務長官は軍事行動を含む「あらゆる選択肢の考慮」を明言した。上院外交委員長のボブ・コーカー議員(共和党)が「米国は北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を予防的に攻撃する準備をすべきだ」と述べた。

 上院軍事委員会の有力メンバー、リンゼイ・グラハム議員(共和党)は北朝鮮のICBM開発阻止のため大統領に予防的軍事攻撃の権限を与える法案を出すと言明。ウォルター・シャープ元在韓米軍司令官は、北朝鮮がICBMを発射台に載せる動きをみせれば攻撃をかけることを提唱した。

 1990年代から米側の対応策では軍事手段は断続して語られてきた。だがいまほど現実味を帯びたことはない。トランプ政権は歴代政権よりも確実に強固な姿勢を固めたようなのだ。

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